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社長メッセージ

持続可能な社会の実現に貢献する
「環境価値創造企業」を目指します

持続可能な社会の実現に貢献する「環境価値創造企業」を目指します 持続可能な社会の実現に貢献する「環境価値創造企業」を目指します

持続可能な社会の実現に貢献する
「環境価値創造企業」を目指します

代表取締役社長 兼 社長執行役員
グループCEO 濵田 和成

このたびの新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみを申し上げるとともに、罹患された方々とそのご家族、関係者の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。また、医療関係者の方々をはじめ、社会インフラの維持にご尽力されている皆さまには心より敬意を表し、御礼申し上げます。
こうした中、当社では、多種多様な施設の「安全・安心」を守り、人々のいのちとくらしを支えるべく、ファシリティマネジメントの提供を続けてまいりました。社会インフラの一端を担う企業として、お客さまへのサービス提供を停止しないためにも、従業員の健康と安全を最優先とした取り組みを実施するとともに、グループの総力をあげて防疫が生活の一部となる社会の実現を目指し防疫対策に資するさまざまなサービスを開発し、提供し続けています。
当社グループでは、これからも環境の変化に応じて自らを革新し続けながら、事業と環境・社会を両輪とするESG経営の実践を通じて、人々のいのちとくらしを支えてまいります。

価値創造と強み
環境変化に対応し、自らを進化させる

当社グループによる価値創造はファシリティマネジメントを通じて「お客さま、地域社会の環境価値を創造し続ける」ことが起点となっています。これまでも管理する施設(お客さま)を含めた地域社会に安全・安心・快適な環境を提供するため、環境変化に応じ、自らを進化させることで成長を続けてきました。
新型コロナウイルス感染症の発生により、人々の「安全・安心」の基準が変化しつつあります。例えば、以前は見た目のキレイさや清潔さといった美観が清掃における評価指標でした。しかし現在は、美観のみならず、感染防止に繋がる衛生的な環境をいかに実現するかが問われるようになってきました。そうした中、当社グループでは防疫対策を組み入れた「ファシリティマネジメント(FM)のニュースタンダード(新基準)」づくりに着手しました。その一環として、科学的根拠に基づき衛生的な環境を実現するウィズコロナ時代の清掃新基準「ニュースタンダードクリーニング」を開発し、2020年9月から提供を開始しました。
環境負荷低減についても同様です。国内では、2011年3月11日に発生した東日本大震災以降、環境負荷低減への意識が社会的に高まる中、LED照明をはじめ、さまざまな環境商材を提供し、省エネに貢献してきました。また、2020年9月には新たに電力供給サービスも開始するなど、ニーズの移り変わりを捉え自らを進化させてきました。

創立の想いと「専門性」へのこだわり

当社創立の原点は、1972年5月に発生し、多くの死傷者を出した日本ビル火災史上最悪の事故とされる千日デパート火災にあります。二度とこのような悲惨な事故を起こしたくない。そのために施設管理の「知識や技術」といった高い専門性を身につけ、「施設の安全を追求し、利用者が安心して過ごせる環境を提供したい。」その想いから、株式会社ニチイ(現イオンリテール株式会社)という小売業よりビルメンテナンス部門がスピンアウトし、当社の前身となる会社が誕生しました。
その後、いくつかの会社との経営統合を経て、2006年にイオンディライトは誕生し、施設に安全・安心な環境を提供する、という創立の想いも込めて、「私たちは、お客さま、地域社会の『環境価値』を創造し続けます。」という経営理念を掲げました。
創立から約50年間、安全・安心への強い想いを繋ぎ、自社グループ内に保有する研究・研修施設での育成を通じて、延べ約2万人の有資格者を擁するに至りました。加えて、適切なプロセスによる業務遂行はもとより、マニュアルだけではカバーしきれない複雑な状況や緊急事案への対応力を磨くため、設備管理、警備、清掃の各事業で「技術コンテスト」を開催しています。現場のイオンディライトピープルが切磋琢磨しながら、それぞれの技術力を磨き、さらに現場で生まれたアイデアを当社グループの共有資産としていく仕組みを構築しています。
こうして築き上げた技術力と人間力を兼ね備えた専門性、その専門性を活かしたサービスを日本全国、またアジア各地で提供するための豊富なネットワークが価値創造の源泉となる当社グループの強みです。

業績と株主還元
将来的には配当性向40%へ

2020年度は、各国で実施された新型コロナウイルス感染拡防止策(施設の一部閉鎖や臨時休業、イベントや外出の自粛要請など)が業績に大きく影響しました。しかしながら、「FMのニュースタンダード」づくりに取り組むなど、自らを変化させながら、環境の劇的な変化に対応したことにより、売上高は前年比で微減となったものの親会社株主に帰属する当期純利益は過去最高益を更新することができました。
また、社会生活を支える仕事に従事されるエッセンシャルワーカーの重要性が再認識される中、エッセンシャルワーカーを支えるエッセンシャルワーカーとして、使命感を持って日々の業務にあたるイオンディライトピープルを目の当たりにし、経営者として誇りに思うと同時に、あらためて当社グループが存在する意義や、なすべきことを再認識することができました。これからも高い専門性を有する人材を環境価値創造の源泉に、環境の変化に応じて自らを変化し続けることで、サステナブルな成長を実現し、中期経営計画、並びにビジョン2025の達成を目指していきます。
事業を通じて、企業価値を高め、成長を実現することで株主の皆さまに対しても安定的かつ継続的な利益還元を実施していきたいと考えています。当社グループでは、2005年度以降、16期連続で増配を続けています。今年度も17期連続の増配を実現することで株主の皆さまへ利益を還元していきたいと考えています。また、当社グループでは現在、配当性向35%を株主還元の基準に据えていますが、本中期3カ年中には 実際の業績動向を踏まえ、成長投資と資本効率、株主還元のバランスを測りながら、配当性向の基準を40%に引き上げていくことも検討していきます。
ESG経営の実践を通じて、アジアで社会課題を解決する環境価値創造企業を目指す当社グループのこれからの成長にご期待ください。