当社グループは、「私たちは、お客さま、地域社会の「環境価値」を創造し続けます。」を経営理念としています。当社は、1972年に発生した日本ビル火災史上最悪の事故とされる大阪・千日前で起きた「千日デパート火災」を契機に発足しました。安全・安心に対する使命感は創立50年を迎える現在でも受け継がれており、お客さまによりよい施設環境を提供したいという思いは、SDGsの目指すよりよい社会の実現と共通するものと考えています。
当社グループは、更なる持続的成長に向けて2018年に掲げた中長期ビジョン、「イオンディライト ビジョン2025(ビジョン2025)」において、「アジアにおいて、『安全・安心』、『人手不足』、『環境』の3つを成長戦略の柱に社会課題を解決する環境価値創造企業を目指す」ことを宣言しました。その後、ビジョン2025で掲げる社会課題解決に向けた推進力を高めるためには、ESG経営の実践が不可欠であると考え、2021年4月にESG経営を推進していくことを公表しました。
ビジョン2025で掲げる「安全・安心」、「人手不足」、「環境」の3つの社会課題に、当社が持続的成長を果たしていくうえで不可欠だと考える「テクノロジーの活用」、「ガバナンス」を加えた5つの領域において、12のマテリアリティ(重要課題)を特定しています。2022年4月には、ESG経営の全社推進機関として「サステナビリティ委員会」を設立しました。サステナビリティ基本方針やマテリアリティに基づき、最優先課題の見極めやその課題解決に向けた取り組みなどを決定していきます。
今後も、経営理念の実践による「環境価値の創造」を通じて、事業成長と持続可能な社会の実現を目指していきます。
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