業績・事業への取り組みについて

当社は、更なる持続的成長を目的に2018年10月に、イオンディライト ビジョン2025(以下、「ビジョン2025」)を策定し、アジアにおいて「安全・安心」、「人手不足」、「環境」の3つを成長戦略の柱に社会課題を解決する環境価値創造企業を目指すことを決めました。

また、ビジョン2025の実現に向けた成長を加速するため、2021年度を初年度とする中期3ヵ年経営計画を策定し、「お客さま起点の経営」、「DX の推進」、「グループ経営」の3つを基本方針に掲げました。2024年2月期は前期に引き続き、これら3つの基本方針に則った取り組みを推進しました。

第52期連結累計期間(2024年3月1日~2025年2月28日)の事業報告

経営成績

当連結会計年度(2024年3月1日~2025年2月28日)の業績は、売上高が3,379億29百万円(対前年比104.0%)、営業利益164億29百万円(同107.8%)、経常利益166億33百万円(同107.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益115億24百万円(同107.6%)となり増収増益、営業利益、経常利益は過去最高益となりました。

売上高は、イオングループ内外における顧客内シェア拡大や新規受託物件の増加に加え、人件費や外注費、原材料費等の原価上昇に伴う単価見直しの推進により増収となりました。セグメント別では、自動販売機を除く6事業で増収となりました。営業利益は、売上高の拡大に加え、売上総利益率の改善や販売管理費の適切なコントロールにより売上高の伸び率を上回る増益となりました。セグメント別では、全7事業で増益となりました。